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東海道、自転車の旅

~千葉から京都・三条大橋へ~

 自転車は手軽さが良いので、ついつい自分の生活の回りだけの移動手段として済ませてしまいがちです。身近であるだけに遠くまで出かけるのに自転車は使うことはありません。ですが、定年後は時間があります。そして少しの体力があれば自分の世界を広げられます。定年後、健康と楽しみを兼ね自転車になるべく乗るように心がけてきました。少し欲が出て身近なところばかりでなく、遠くへ出かけてみたいと考えたのです。そこで体力のあるうちに長距離を走ってみたいと、「東海道」を選んでみました。
 これは2012年の秋10月に10日間かけて東海道を走った旅日記です。

    快晴の日本橋を出発

   無事に三条大橋に到着

千葉から出発

 千葉市美浜区の千葉西警察署前にあるヤオコー稲毛海岸店(スパマーケット)の駐車場を出発地としました。この地を選んだのは、千葉街道(国道14号)の旧道(佐倉街道)が一部残っているので、ここから江戸の日本橋を目指そうというコダワリが少しあったからです。国道14号線、湾岸道路が合流して357号線になり、その上に高速の東関東自動車道が高架で走るという道路が輻輳しているところです。東京へ向うには、湾岸道路を行くのが少しばかり近いのですがこだわってみました。

東海道の距離は…

 東海道は、ご存知の通り東京・日本橋から京都・三条大橋のルート。距離は492kmだそうです。53の宿場が江戸時代に制定され古代からの幹線道路は整備されたと、言われております。
 右に行程で距離を上げていますが、宿場間の距離を加算したもので実際私が走ったものとは異なります。がほぼ大差はないと思っています。500km強は走りました。昔の人は全行程を12日から15日で歩き切ったそうです。

東海道の魅力は…

 魅力を探してみました。

行程と53の宿場

  • 1日目:千葉市美浜区~日本橋~川崎市 =49k
  •    (品川、川崎)
  • 2日目:川崎市~小田原市 =63k
  •    (神奈川、保土ヶ谷、戸塚、藤沢、平塚、大磯、小田原)
  • 3日目:小田原市~沼津市 =37k
  •    (箱根、三島、沼津)
  • 4日目:沼津市~静岡市 =56k
  •    (原、吉原、蒲原、由比、興津、江尻、府中)
  • 5日目:静岡市~掛川市 =46k
  •    (丸子、岡部、藤枝、島田、金谷、日坂、掛川)
  • 6日目:掛川市~豊橋市 =67k
  •    (袋井、見附、浜松、舞坂、新居、白須賀、二川、吉田)
  • 7日目;豊橋市~知立市 =42k
  •    (御油、赤坂、藤川、岡崎、知立)
  • 8日目:知立市~鈴鹿市 =71k
  •    (鳴海、宮、桑名、四日市、石薬師、庄野)
  • 9日目:鈴鹿市~草津市 =66k
  •    (亀山、関、坂下、土山、水口、石部、草津)
  • 10日目:草津市~京都市 =26k
  •     (大津)