第四日目 印西市から銚子市へ

 印西市の木下(きおろし)河岸から銚子へと四日目はラストランの予定が、途中リタイアした。晴れているが朝から風が強く、午後は台風の接近でさらに強くなるという。この風に負けてしまった。木下の街は江戸の昔、銚子へかけての神社巡拝の観光客向けの船着き場として賑わったそうで今も観光船が見られます。この街へかつての江戸が近い市川市からやってくる「木下街道」があり、人や荷物が集まったのでしょう。堤防からは、広々と遮るものが無く、遠く筑波山が対岸越しに連れ添ってくれます。ヨロヨロと風に逆らって進みましたが、疲れ果て佐原で打ち止めにし後日の再挑戦を決め引上げました。

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河口から40kmの表示が水郷大橋脇に。佐原(香取市)が近づく。356号線と並んで道は続く。

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 木下の堤防に上がる。朝日に除草作業で刈られた畝が影をつける。右岸を河口へ向かう。

 強い風が堤防上を吹き付け、ペダルを踏み込むが加速できず進まない。若草大橋に達する。

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 利根川と印旛沼結ぶ長門川。ふじみ橋が見える。ここから印旛沼へのサイクリングロードがある。 

 強風に雲が吹き飛ばされ、青空に遠く筑波山が見え川を下っている間、着いてきた。

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 遠くから長豊橋が見えているが近づけない。堤防上の道と並行し走る国道356号がほぼ同じ高さに。

 長豊橋を下流から。塗装などのメンテナンスでカバーが掛けられているのか、カクカクした姿に。

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 根木名川(新川)に架かる水門。横から利根水郷ラインとも呼ばれる356号線が寄り添い一緒になる。

 常総大橋際に。堤防の道は356号線へ入り橋際の交差点を渡り、再び堤防の道へと分かれて行く。

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 常総大橋の下流側河川敷にコスモスがまだ咲き続けているのを見て風を除け一息入れる。

 神崎大橋が近づく。長豊橋と同じように見える三つのアーチ形の橋梁になっている。

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 神崎大橋南詰めに側道が神崎・東両町民一体の願いで造られ「神東ふれあい橋」の愛称が付くと。

  水郷大橋が見えてきた。41kmポストに結んだ旗がバタバタと水平に強風ではためいている。

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 走り始めて3時間、33kmほど。水の郷さわらに到着し休息。時速10km。時間は未だ10時半だが中止。

 佐原の街へ。途中運河沿いの古い建物を見ながら駅へ。伊能忠敬記念館など訪れているのでスルー。

 印西市(木下)~香取市(佐原)への走行経路