利根川河口へ2kmほどの渡船場前の広場(銚子駅から約700m)
銚子を目前に佐原で引き上げましたが、後日(11日後に)、再挑戦しました。佐原の道の駅「水の郷さわら」から銚子へ走り、河口をポートタワーから眺め、自分なりの利根川下りを終えました。このサイクリングで関東平野をつくった利根川とその広さをあらため実感しました。東京湾から太平洋へと流れを変え、江戸川を開削したことは知ってはいましたが、渡し場などが残されていること、たとえ観光用とはいえ往時を彷彿とさせる場面がありました。そして堤防は、ほとんど自転車で走れることが分かりました。案内書に紹介されているルート以外は道が無く走れないのか、と疑問を持っていましたが、整備されていないだけで、通行可能な箇所がほとんどのようでした。
銚子ポートタワーから見た河口です。関東平野を流れた利根川は河口で堤防の間を太平洋へ
佐原から東庄町まで17.8kmの「大利根サイクリングロード」です。津宮河岸の鳥居が見えます。
鹿島神宮への入り口となる鳥居が津宮河岸にあり、堤防の下に常夜灯が置かれていた。
JR鹿島線の鉄橋が見えてきた。遠くから長大な姿がみられこの利根川橋梁は708m。
東関東自動車道が次に現れる。この有料道路は側道を自転車も渡ることができるという。
小見川大橋の下を抜け下流側から。対岸は未だ千葉県香取市で常陸利根川を境に神栖市に。
黒部川と利根川を結ぶ水門。ゲートを上げ下げし、川の水位にあわせ調整。利根へと向かう小舟。
水門を抜け利根の大河に入った小舟。この水門を利用しての出入りは結構ありそうだ。
「大利根サイクリングロード」が終わり平行していた356号は工事中になり笹川へ。下流側から。
利根川の近代治水工事発祥の地として記念のモニュメントと公園があった。
道路脇に洪水による水位を示すポール。対岸の火力発電所の煙突が近づき後ろへ過ぎて行く。
河川敷でラジコンで各種の飛行機を飛ばしていた。しばし空に舞うのを見て休息。
利根大堰(利根川大橋)。水資源機構が管理する大堰は河口から上る塩水を阻止する役目を持つ。
大堰と一体の利根川大橋。黒部川・常陸利根川をも渡り神栖市へと向かっている。
道は大堰に突き当たり黒部川を渡り、管理所の建物の前へ進む。黒部川上流方向の眺め。
利根かもめ大橋。大堰から先の土手が途中で無くなり356号に出て走る。この橋にたどり着く。
かもめ大橋南詰めにある欄干にカモメのモニュメント有料道路だ。橋の長さは1.1km強と。
一般道356号を引き続き走り銚子の町が近づいてきた感がある。
356号線側のすぐ近くに小型の漁船が屯する引きこんだ河岸を見かけるようになる。
街中に入り道路際の住宅地裏に利根の流れが間近に見られる箇所に200m弱の未完成の堤防。
銚子大橋を過ぎかつての渡し場の河岸公園へ。一息入れ長さ約1.5km大橋を眺める。
銚子漁港の漁船群。河口に沿って漁港がいくつもあり船の規模で係留地が決まっているのか。
千人塚が道路をはさみ河口の目の前に。かつて河口で遭難した漁師などの遭難碑。
視線の先に河口と太平洋が一体となった水平線が見え利根川がここで終わったと、分かる。
銚子ポートタワーから利根川のカーブした流れが見られる。展望台のガラスの反射で写真が良くない。
水の郷(佐原市)~利根川河口(銚子市)への走行経路