南総里見八犬伝で有名な富山へハイキングに出かけました。千葉の方は、よくご存じのハイキングコースです。(2011年1月) 交通は、JR内房線の岩井駅から始まり、また駅へ戻ってくる約9キロ、約4時間弱の歩きです。標高は349.5mとちょうどハイキングには楽なコースです。 富山町(千葉県安房郡)の町名の由来が滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」の舞台とされ、山頂に「八犬士」終焉の地があります。 また、山麓には、伏姫籠穴があります。犬の八房と生活をした岩穴とされています。 |
山頂へは、途中に登りがいのある急登があります。低山ですが、少し急な道が続き、すぐに富山南の峰へ。仁王門跡の階段を上がると電波塔がある南峰です。少し下り北の峰へ。展望がよく東京湾が望め、富士山も見えるというが、この日はカスミの中でした。 ゆるい山道には1月から2月上旬にスイセンがあちらコチラで咲き、楽しめます。 江戸時代に書かれた長編小説は、安房の国を舞台に伏姫と飼い犬の八房にまつわるスペクタクルらしく、姫の死によって8つの玉が散り、玉をもった8犬犬士が姫の父里見氏を助けるという物語とのこと。私は本を読んでないので解説を見ました。 |
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登山道の登り口にある福満寺 |
スイセンの季節には山麓に見られる |
南と北の峰の鞍部に終焉の地の碑 |
山頂から富山の町と内房の海 |
北峰の展望台から対岸に三浦半島 |
展望台から南峰を見る |
伏姫籠穴への入り口 |
「仁義礼智忠信考悌」八の玉がある |