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湧水のある風景
水辺のスナップ#1
  スナップ#2
  スナップ#3
   スナップ#4

水辺のスナップ #1

 散歩の道すがら見かける“水辺”の風景をスナップしてみました。
 思いがけない出会いや、四季折々の中で面白い、愉しそうだな、美しいな、という様なモノを探してみたいと思っています。

羽目を外す

 市原市の北部に西広都市下水路という農業用水や下水、雨水を集め五井の海岸へ排水する施設があります。
 この3キロ強の施設のうち約300mに、桜の咲く時期の1週間だけ水をせき止め、舟を浮かべ、桜を楽しもうという行事が毎年行われています。
 堰は羽目板で出来ています。これは市原市伝統の技術とのことで、柱と板を組み立て流れをせき止める「板羽目堰」です。都市下水路の施設は、幅が約15mあり、約1mから40㎝の水深が確保でき船を浮かべることが出来ます。

一気に堰が外される

 

 この堰を一気に取り外し、元の水路にする行事を見ることが出来ました。
 4月7日(土)がその日で、市長さんはじめ多くの人が見守る中、羽目が外され約1万トンの水が東京湾めがけて流れて行きました。


更級川と称する1週間の川

 このせき止めた水路を市原市では「更級(さらしな)川」と称しています。いにしえの上総国府の次官の娘が書いた「更級日記」に因んでいます。
 両岸緑道に約300本の桜があり、舟から花見が1週間楽しめたようです。お花見客と出店も出ていました。

 左上上流からの流れを「板羽目堰」で水位を上げている状態。
 右上板羽目堰がロープで引くと、一気に崩れ流れ出したところ。
 左下お花見の人出は多く、出店も並んでいた。
 右下流れをせき止められた状態の水路と両岸の桜並木。

村田川を渡るSLを見に行く

 JR内房線にSLが走るということを聞き、見に行く。
 村田川に架かる鉄橋の側には、三々五々人が集まっており寒い中、やってくるのを待つ。通過の直前には線路の両サイドには沢山の人に。
 汽笛を鳴らし、モクモクと煙を吐き、客車を連結した列車がやってきた。
 鉄の塊を思わせる蒸気機関車が迫り、鉄橋をゴーと通過してゆく。さすがの迫力だ。
 アッーと言う間のことだった。1枚とるのが精一杯。

内房線の100周年記念のイベント

 このSLは、JR東日本千葉支社が内房100周年記念として運転するイベント。
 内房線と久留里線が2012(平成24)年で開業100周年を迎えることから、2012(平成24)年2月10日(金)・11日(土・祝)・12日(日)に快速「SL内房100周年記念号」を「千葉みなと」から「木更津」駅間で運転された。また「DL内房100周年記念号」も木更津駅と千葉みなと駅の間で運転されたということだ。