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ゆるり水辺の散歩
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 湧水のある風景
 水辺のスナップ#1
  スナップ#2
  スナップ#3

奈良の大仏入口バス停

 東国吉の集落の中を通る県道21号線にバス停があります。集落の駐在所から300mほど先の台地への上り口脇に看板があり,分岐する道の入口を示しています。

 台地の上に案内板

 大仏様のお姿です

 これが大仏さまの正体です。市原市の指定文化財で昭和49年6月に指定となっています。市の教育委員会の説明によると…平将門伝説と風光の美しさで知られ、等身大の石造釈迦如来立像が鎮座し、以前より奈良の大仏の名で親しまれている…とあります。分からない説明で、知りたいことが書かれていませんね。

 大仏通りの標識と案内

 この大仏通りは長柄町と市原市の境の県道128号線から分岐し、台地をアップダウンを繰り返しながら横断しています。1か所のトンネルを抜け、茂原街道と交差し東から西へ走っています。比較的新しい道のようで、車の通行は少ないです。市原市の神崎という所につながります。距離はおよそ8Kmほどでしょう。

支流「瀬又川」をたどる

 支流のひとつ「瀬又川」を辿ってゆきます。上の写真は、市原市の瀬又交差点です。村田川を新瀬又橋が跨ぎ、流れは左から右へ下っています。橋をわたる道路は、台地の谷間である交差点を、写真正面の坂を上って東国吉という集落に向かい、逆に手前へは、台地への坂を上って2.5Kほどで外房線の誉田駅前に突き当たります。

◆狭い谷津の田んぼを潤して流れる

 瀬又交差点から上流方向へ100mほどで、左岸側に瀬又川は合流している。手前は本川で、正面が瀬又川

 最初の橋、中子田橋

 瀬又の交差点から上流方向へ向かう道路は、台地の上で県道21号線に出ます。この道で最初に流れを確認できるところが、この中子田橋です。交差点から750mほど進むと右折する道のすぐ先にあります。

 再び道へ戻り200m進んだ所で右へ農道が下っています。そこを少したどると、ここでも流れを確認できます。橋の下に水をせき止め田んぼへ水を汲みあげるポンプなどの施設がありました。流れを見てもとの道へ戻ります。

 ここは高田という地域で道路左に公民館、その先に信号があり左への道が台地へ向かって上っています。「土気緑の森工業団地」があります。信号をまっすぐ250mほど進み右への道をたどります。舗装された谷間の道は夏草で狭められ、そこに橋が現れました。

市東中学校前に出る
橋の側に小さな池がありました。少しのぼりになった道を進むと、瀬又交差点から東国吉を結んでいる県道128号線に出ました。市東中学校がその先に見えます。瀬又川は狭い谷津の田んぼのなかを水路となって流れています。

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 川は、東国吉(ひがしくによし)の集落の中に入り、県道の下を抜け直角に川筋を変えます。次の谷津に向かって上流へと進んでゆくのです。山の裾を流れて、谷底の田んぼに水を供給しながらくねくねと反対側の山の裾へと回って行くようになります。

 集落の先の県道に「奈良の大仏入口」というバス停があります。そこから両側の山に挟まれた田んぼが、正面の台地へ向かって広がっている風景が見え、その広がりの中央を舗装された道路がまっすぐ伸び、奈良の大仏へ向かっています。山すそを回った川は東側の台地へ沿うようになりす。

狭まった谷間を進む
 瀬又川は、谷間を右へ左へと流れを変えながら田んぼと休耕田の中を進んでいます。谷と谷を結ぶ住民の生活道路に出ました。内谷橋と銘が記されています。ここから農道に入り、山すそを流れる川をたどって行きます。

 山際に沿って進みます。点在していた人家も無くなり、向かいの山が迫ってきました。いよいよ谷が狭くなり、農道の轍をたどると休耕田に夏草が茂って山深いところに来たな、との感があります。川は木々や竹藪に覆われ、まったく姿がわかりません。

大仏通りに出る 
 農道は草深い谷から開けたところに出ました。そこは「大仏通り」の名称の県道が通っている所で、田んぼが再び姿を現し、瀬又川が水路となって続いていました。水路を辿ると県道の下を抜け、さらに小さな谷の山裾に入っていきます。

 この小さな谷に小さな田んぼがあり、その先はうっそうとした木々に遮られています。農道は狭くなり、山すそを流れる水路も無くなり、ついに小川状態(写真下)です。瀬又川の源流の一つでしょう。こうした谷は随所にあり、流れ出た水は農業用水路へ集められているのです。


山の際を1mほどの幅で流れる


小さな流れになりやぶの中へ

瀬又川の地図